午前中は快適なのに、14時を過ぎると急に暑くなる。カーテンを閉めてエアコンの設定温度を下げても、窓際や床の熱気が消えない――。このような部屋は、冷房能力ではなく、西側の窓から入る日射が原因になっている可能性があります。
西日対策は、室内を暗くするだけでは十分ではありません。日差しを窓の外で止める、ガラスを通る日射を減らす、窓全体の断熱性能を高める。この順番で考えると、必要な対策が見えてきます。
この記事では、カーテンやブラインドで足りるケースから、サンシェード、遮熱フィルム、内窓、外窓交換まで、戸建て・マンション・賃貸住宅それぞれに合う方法を具体的に解説します。
窓の西日対策|午後だけ暑い部屋の遮熱
2026.07.10
窓断熱研究所は住まい改善の専門チームです。お客様ごとの状況に合わせて、最適な窓リフォームのご提案を行います。
窓断熱研究所の3つの約束
- 「断熱のプロ」が結露・寒さを科学的に解決
- 「補助金申請」を完全サポートし、家計の負担を軽減
- 「厳選された技術者」との連携で、一切の妥協を許さない高品質な施工
初回相談は完全無料です。相見積もりや内容比較のご相談も歓迎しています。
\損させません!無料提案実施中/
このコラムで分かること
- 西日で午後だけ部屋が暑くなる原因
- 西向き・南西向きの窓で確認すべきポイント
- まぶしさ対策と暑さ対策の違い
- 外側で遮る西日対策が向くケース
- 遮熱ガラス・内窓・外窓交換を検討する目安
- リビング・寝室・子ども部屋の西日対策
- 夏の暑さ対策総合記事・サンシェード記事・内窓記事との違い
目次
午後3時ごろから暑くなるなら、西側の窓が原因です
西日は、太陽が低くなる午後から夕方にかけて、室内の奥まで入り込みやすい日差しです。
南面は昼前後に日射の影響を受けやすいのに対し、西側では14時から18時ごろに室温が上がりやすくなります。床、壁、カーテン、家具が温められると、日が沈んだ後も室内に暑さが残ります。
次のうち2つ以上に当てはまるなら、エアコンを強くする前に窓まわりを見直す価値があります。
- 午前中は過ごしやすいのに、午後から急に暑くなる
- 窓際だけエアコンが効きにくい
- カーテンの裏側やガラス面が熱い
- 床や壁に日差しが当たり、夕方まで温かい
- 日が沈んでも寝室やリビングが冷めにくい
- 西向き・南西向きに大きな掃き出し窓がある
- 庇がなく、低い角度の光が室内の奥まで入る
夏の冷房時に外から入る熱は、住宅条件によって差があるものの、窓やドアなどの開口部が大きな割合を占めます。メーカーが引用する試算では約70~73%に及ぶため、西日が当たる住宅では、屋根や外壁より先に窓を見た方が原因へ近づきやすくなります。
「サンシェード・内窓・ガラス交換のどれが合うか分からない」という段階でも大丈夫です。
午後の日差しが入っている写真と窓全体の写真があれば、西日対策の方向を整理できます。
窓断熱研究所は、写真での見積もり相談と無料現地調査に対応しています。
西日の暑さ対策、内窓なら補助金も活用できます

大き目の窓
リフォームなら
5.2万円
中サイズ窓
リフォームなら
3.4万円
2か所まとめてリフォームで
8.6万円の補助!
西日で暑くなりやすい部屋は、窓から入る日射熱の影響が大きいケースがあります。
内窓などの断熱リフォームは、暑さ対策をしながら補助金対象になる場合があります。
※補助額は一例です。窓サイズ・性能・設置条件等によって変わります。
西日対策リフォームは3段階で考えます
西日対策で失敗しにくいのは、商品名から選ぶのではなく、日射をどこで止めるかを先に決めることです。
| 対策の段階 | 主な方法 | 向いている悩み |
|---|---|---|
| 1.窓の外で日差しを止める | サンシェード、アウターシェード、スタイルシェード、オーニング | 午後の直射で床や壁まで温まる |
| 2.窓を通る日射を減らす | 遮熱ガラス、遮熱フィルム、遮熱シート | 屋外へ日除けを設置しにくい |
| 3.窓全体の性能を高める | 内窓、外窓交換 | 夏の暑さに加え、冬の寒さ・結露・防音も改善したい |
遮光カーテンやブラインド、ロールスクリーンは、まぶしさや視線を抑えるには効果があります。ただし、日射がガラスを通った後に受け止める室内側の対策です。
午後になると床や壁まで温まる場合は、窓の外で遮る方法や断熱リフォームまで比較する必要があります。
窓の外側(シェード)で行う西日対策
PC用画像

SP用画像

西日で午後だけ暑い部屋では、外側で日差しを遮る対策が有効です。日射がガラスに届く前に遮ることで、室内へ入る熱を抑えやすくなります。
YKK APのアウターシェードは、降り注ぐ陽光を窓の外で6〜8割以上カットできます。日差しを遮って室内温度の上昇を抑え、使わない季節や強風時には収納できます。
LIXILのスタイルシェードは、室外側で日差しを約83%カットし、室内の温度上昇を抑えます。窓上のボックスから引き下げて使えるため、午後の直射日光を受ける開口部に使いやすい商品です。
外側日よけが向いているのは、次のようなケースです。
- 午後から直射日光が入る西向きの開口部
- ベランダや庭に面した掃き出し
- カーテンを閉めても暑い部屋
- ガラスまわりの床や壁が熱くなる部屋
- 夏の西日を優先して対策したい家
ここでは、サンシェードや外側日よけの商品比較を深掘りしません。この記事での役割は、西日が原因なら外側で遮る選択肢が有効だと判断することです。商品の種類や価格、施工条件を詳しく比較する内容は、サンシェード特化記事で扱う方が適切です。
遮光カーテンで行う西日対策
PC用画像

SP用画像

西日で午後だけ暑い部屋では、遮光カーテンだけでは足りないことがあります。カーテンは光を遮るには有効ですが、熱はガラスを通過して室内へ入ります。カーテン自体が熱を持つと、ガラスまわりに熱だまりができ、部屋全体が暑く感じます。
次のような場合は、室内側の対策だけでは不足しやすいです。
- カーテンの裏側が熱くなる
- ガラスまわりに立つと熱気を感じる
- エアコンの風が届いても窓際だけ暑い
- 床や家具に日差しが当たり続ける
- 夜になっても部屋が冷めにくい
この場合は、外側日よけ、遮熱ガラス、内窓などを組み合わせて考えます。まず外側で日差しを止め、必要に応じて開口部そのものの断熱・遮熱性能を上げる順番が合理的です。
遮熱ガラスで行う西日対策
PC用画像

SP用画像

外側日よけを設置しにくい場所や、外観を大きく変えたくない場所では、遮熱ガラスを検討します。遮熱タイプのガラスは、日射熱の侵入を抑えやすく、西向き・南西向きの部屋に向いています。
ただし、遮熱ガラスだけで強い西日を完全に止めることは難しい場合があります。特に、大きな掃き出しで午後に長時間日差しが入る部屋では、外側日よけと組み合わせる方が効果的です。
遮熱ガラスが向いているのは、次のようなケースです。
- 外側日よけを付けにくい
- ガラス面から熱を感じる
- 外観を大きく変えずに西日対策したい
- ガラス交換や窓交換のタイミングがある
- まぶしさよりも熱の侵入を抑えたい
冬の日射を取り込みたい部屋では、遮熱しすぎると冬の暖かさが減ることがあります。西日対策では、夏の暑さだけでなく、冬の使い方も確認して選びましょう。
内窓を組み合わせる西日対策
PC用画像

SP用画像

西日で午後の室温が上がる部屋でも、内窓は対策の選択肢になります。ただし、内窓はサンシェードのように、強い日差し西向き・南西向きの窓から入る熱を抑えながら、冬の寒さや結露も改善したい場合は、内窓が有力な選択肢です。
既存窓の室内側にもう一つ窓を設置すると、2つの窓の間に空気層が生まれます。この空気層が屋外から伝わる熱を抑えるため、西日を受ける窓際の暑さを軽減しやすくなります。
ただし、西日対策では、内窓を設置するだけでなくガラスの種類を正しく選ぶことが重要です。
午後に強い日差しが入る窓には、Low-E複層ガラスの遮熱タイプが向いています。日射熱が室内へ入るのを抑えながら、内窓による断熱効果も得られるため、午後の室温上昇や窓際の熱気を軽減できます。
内窓が向いているのは、次のような西向きの部屋です
- 午後になると窓際や部屋全体が暑くなる
- カーテンを閉めてもガラスまわりから熱を感じる
- 夏は暑く、冬は窓際が寒い
- 古いアルミサッシや単板ガラスが使われている
- 結露や窓際の冷気にも悩んでいる
- マンションで室外側の工事が難しい
- 西日対策と一緒に防音性も高めたい
同じ内窓でも、一般複層ガラスと遮熱タイプのLow-E複層ガラスでは、西日を抑える効果が異なります。商品名だけで決めず、見積もりに記載されたガラス仕様まで確認しましょう。
窓断熱研究所では、窓の方角、午後に日差しが入る時間、既存サッシとガラスの状態、冬の寒さや結露の有無まで確認し、その部屋に合う内窓とガラス仕様をご提案します。
外窓交換を考える西日対策
PC用画像

SP用画像

西日の暑さに加えて、窓の古さやすきま風、結露、開閉のしにくさにも悩んでいる場合は、サッシごと交換する外窓リフォームが有力です。
古いアルミサッシや単板ガラスの窓は、強い日射の影響を受けやすく、午後になるとガラスやサッシまわりから熱気を感じることがあります。夏は西日の熱が入りやすく、冬は外気の冷たさが伝わりやすいため、一年を通して窓際の不快感につながります。
外窓交換では、既存のサッシとガラスを新しい断熱窓へ替えます。西向き・南西向きの窓に遮熱タイプのLow-E複層ガラスを組み合わせると、日射熱が室内へ入るのを抑え、午後の室温上昇や窓際の熱気を軽減しやすくなります。
外窓交換が向いているのは、次のような窓です。
- 古いアルミサッシや単板ガラスが使われている
- 午後になるとガラスやサッシまわりから熱を感じる
- 西日の暑さに加えて、冬の寒さや結露にも悩んでいる
- すきま風が入り、冷暖房が効きにくい
- 窓の開閉が重い、鍵がかかりにくい
- サッシを含めて窓全体の性能を見直したい
- 夏だけでなく、年間の冷暖房効率も改善したい
YKK APの「マドリモ」は、現在の窓枠に新しい窓枠をかぶせるカバー工法に対応した外窓リフォーム商品です。壁を大きく壊さずに施工できるため、住みながらサッシとガラスを新しい断熱窓へ交換できます。
外窓交換によって、サッシの断熱性や気密性、ガラスの日射遮蔽性能、窓の開閉性をまとめて見直せます。西日の暑さだけでなく、冬の冷気、結露、すきま風、開閉不良まで重なっている窓では、年間を通した快適性の向上につながります。
窓断熱研究所では、西日の入り方、既存サッシの状態、ガラスの種類、冬の寒さや結露まで確認し、その窓に合う外窓とガラス仕様をご提案します。
部屋別の西日対策
西日対策は、部屋の使い方によって優先順位が変わります。同じ西向きでも、リビング、寝室、子ども部屋では必要な対策が違います。
リビングの西日対策
西向きのリビングは、午後から夕方にかけて室温が上がりやすい場所です。家族が長時間過ごすため、ガラスまわりだけでなくソファ、テレビまわり、キッチン側まで暑く感じることがあります。
リビングでは、まず大きな掃き出しを確認します。床に日差しが入り続ける場合、床材や家具が熱を持ち、夜になっても室温が下がりにくくなります。
リビングの西日対策では、外側日よけを優先し、必要に応じて遮熱ガラスや内窓を組み合わせます。エアコンの設定温度を下げるだけでは、ガラスまわりの熱だまりを解消しにくいためです。
寝室の西日対策
西向きの寝室は、日中に入った西日の熱が夜まで残ることがあります。寝る時間には日差しがなくても、壁、床、ガラスまわりに蓄熱しているため、寝る前に部屋が暑く感じます。
寝室の西日対策では、日中に日射を入れないことが重要です。夜になってからエアコンを強くしても、部屋そのものが熱を持っていると寝苦しさが残ります。
西向きの寝室では、外付けシェード、遮熱カーテン、内窓を組み合わせて、日中から室温上昇を抑える考え方が向いています。冷房を強くする前に、午後に入る熱を減らしましょう。
子ども部屋・在宅ワーク部屋の西日対策
子ども部屋や在宅ワーク部屋では、午後の西日が集中力や体調に影響します。机がガラスまわりにある場合、まぶしさだけでなく、日射熱を直接受けやすくなります。
この場合、ブラインドやカーテンでまぶしさを抑えるだけでは不十分なことがあります。外側で日射を遮る、机の位置を開口部から離す、内窓で温度差を抑えるなど、部屋の使い方に合わせた西日対策が必要です。
午後の在室時間が長い部屋では、日射が入る時間帯を確認し、14時〜18時の熱をどう抑えるかを基準に考えましょう。
マンション・賃貸の西日対策
マンションや賃貸では、外壁に穴を開ける工事や、共用部分に影響する外側日よけの設置が難しい場合があります。対策をする前に、管理規約や賃貸契約を確認しましょう。
賃貸では、すだれ、突っ張り式の日よけ、遮熱カーテン、遮熱ブラインドなど、原状回復しやすい方法から始めます。ただし、室内側だけでは暑さが残りやすいため、できる範囲で外側に近い位置で日差しを遮る工夫をします。
マンションで外側対策が難しい場合は、内窓も選択肢になります。室内側の施工で対応できる場合があり、西日だけでなく冬の寒さや防音もまとめて改善しやすくなります。
やってはいけない注意点
西日対策では、次のような判断を避けましょう。
- まぶしさだけを見て遮光カーテンだけで済ませる
- 風が強い場所でシェードを出しっぱなしにする
- 外壁下地を確認せずに日よけを固定する
- 冬の寒さもあるのに夏だけで商品を決める
- 大きな掃き出しに室内側対策だけで対応する
- マンションで管理規約を確認せず外側に取り付ける
西日対策は、強い日差しをどう遮るかだけでなく、風、安全性、冬の使い方、窓の状態まで見て判断します。
どの方法を選ぶべきか
午後だけ暑い西向きの部屋なら、まず外側日よけを検討します。外側で日差しを止められるため、西日対策として効果を感じやすいからです。
ガラス面から熱を強く感じる場合は、遮熱ガラスも候補です。外観を大きく変えにくい場所や、ガラス交換・窓交換のタイミングがある家で検討しやすいです。
冬の寒さや結露も気になる場合は、内窓や外窓交換を検討します。西日だけでなく、年間の冷暖房効率を改善したい部屋に向いています。
つまり、西日対策は次のように分けて考えます。
- 午後の直射日光が原因なら外側日よけ
- ガラスから熱が伝わるなら遮熱ガラス
- 夏も冬も窓際が不快なら内窓
- サッシごと古いなら外窓交換
よくある質問
Q 西日対策はカーテンだけで足りますか?
まぶしさ対策ならカーテンでも効果があります。ただし、暑さ対策では外側で日射を遮る方が効果的です。カーテンを閉めても暑い部屋では、外側日よけや遮熱ガラス、内窓を検討しましょう。
Q 西向きの窓には外側日よけと内窓のどちらが向いていますか?
午後だけ直射日光が強い場合は、まず外側日よけが向いています。夏の暑さだけでなく冬の寒さや結露も気になる場合は、内窓を組み合わせると効果的です。
Q 外側日よけはどの窓にも付けられますか?
すべての窓に付けられるわけではありません。外壁の下地、サイズ、設置高さ、風の影響、マンションの管理規約を確認する必要があります。LIXILスタイルシェードも、建物の構造や高さによって設置条件があります。
Q 遮熱ガラスだけで西日対策はできますか?
遮熱ガラスは日射熱を抑える効果があります。ただし、強い西日が長時間入る部屋では、外側日よけと組み合わせる方が効果的です。冬の日射取得も考えながら、部屋ごとに選びましょう。
Q 西日対策はエアコンの電気代にも関係しますか?
関係します。日射で入る熱を減らすと、エアコンが冷やす負担を抑えられます。夏の冷房時は開口部から入る熱が大きいため、西日対策は冷房効率の改善にもつながります。
まとめ:西日対策は午後だけ暑い部屋に絞る
西日で午後だけ部屋が暑い場合、まず確認すべきなのは開口部から入る日射熱です。西向き・南西向きの大きな開口、単板ガラス、古いアルミサッシ、庇のない場所では、午後から夕方にかけて室温が上がりやすくなります。
西日対策では、室内側のカーテンだけに頼らず、外側で日射を遮ることが重要です。YKK APアウターシェードやLIXILスタイルシェードのような外側日よけは、午後の直射日光を抑えたい部屋に向いています。
冬の寒さや結露も気になる場合は、内窓や外窓交換まで含めて考えると、年間の快適性を高められます。窓断熱研究所では、西日対策を「夏の暑さ対策全般」ではなく、「午後・西向き・日射熱への対策」として考えます。部屋の方角、開口サイズ、外側日よけの設置可否、冬の寒さまで確認し、自分の家に合う方法を選びましょう。
具体的なリフォーム方法は、西日で暑い部屋の窓対策もあわせてご確認ください。