保育園や幼稚園の熱中症対策では、エアコンを動かすだけでなく、窓から入る熱を減らすことが欠かせません。保育園の午睡室や幼稚園の預かり保育室では、室内中央が涼しくても、窓際や床付近だけ熱中症リスクが高まる場合があります。保育園・幼稚園の園舎を子どもの高さで測り、熱中症が起こりにくい環境へ整えることが大切です。このコラムでは、保育園・幼稚園の運営者に向けて、内窓を中心とした熱中症対策と、空調・日よけを組み合わせる方法を解説します。
※本記事は2026年8月3日時点の公的資料・製品情報を基に作成しています。
保育園・幼稚園の熱中症対策|園児を守る室温管理と窓対策
2026.08.03
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このコラムで分かること
- 保育園・幼稚園で熱中症リスクが高い場所を見つける方法
- 子どもの高さで室温・湿度・暑さ指数を測る理由
- 保育室・午睡室・遊戯室・園庭で熱中症対策を変える考え方
- 窓から入る熱と空調・屋根の影響を見極める基準
- 保育園・幼稚園の熱中症対策に内窓が向いている理由
- 内窓・外付け日よけ・遮熱対策の組み合わせ方
- 子どもの安全、保育動線、防災・避難に配慮した施工方法
- 熱中症対策マニュアルへ施設環境の管理を組み込む方法
目次
保育園・幼稚園の熱中症対策は園舎内の温度差をなくすことから
エアコンを運転していても、園舎内のすべての場所が同じ環境になるわけではありません。東日や西日を受ける保育室、大きな窓がある遊戯室、冷気が届きにくい廊下、閉め切る時間が長い午睡室では、室温と熱中症リスクが異なります。
最初に把握したいのは、設定温度ではなく、子どもと職員が実際に過ごす場所の温度差です。「どの部屋が暑いか」だけでなく、「どの位置が、何時ごろから、どの程度暑くなるか」まで記録すると、窓改修を優先すべき部屋が見えてきます。
地域の熱中症警戒アラートは重要ですが、園庭や保育室の実際の暑さをそのまま示すものではありません。こども家庭庁も、アラートの発表の有無にかかわらず、実際に活動する場所の暑さ指数を把握し、適切な熱中症予防を行うよう求めています。活動を変更・中止する基準や判断者、職員への伝達方法も、熱中症対策マニュアルに定めておくことが必要です。
| 園内の場所 | 熱中症リスクが高まりやすい原因 | 最初に測る位置・時間 |
|---|---|---|
| 保育室 | 東日・西日、大きな窓、空調の偏り | 窓際と室内中央、登園時と午後 |
| 午睡室 | 閉め切り、床面への日射、弱い空気循環 | 午睡マット付近、午睡前から終了まで |
| 遊戯室・ホール | 大開口、高い天井、運動や遊びによる発熱 | 活動前後、窓際と室内中央 |
| 廊下 | 冷房が届きにくい、日射を受ける窓 | 移動・待機する場所、午後 |
| 玄関・送迎スペース | ガラス面、扉の開閉、屋外の熱気 | 登園・降園時間、子どもの待機位置 |
| 最上階の保育室 | 屋根・天井から伝わる熱 | 窓から離れた中央と天井付近 |
| 園庭・水遊び場所 | 日射、地面からの照り返し、風の弱さ | 日なた・日陰、子どもの高さ |
園舎全体の平均温度が整っていても、窓際や床付近に暑い場所が残っていれば、熱中症予防としては十分ではありません。特に窓際と室内中央の差が大きい保育室は、内窓による改善を期待しやすい場所です。
子どもの高さで測ると熱中症リスクの高い場所が見えてくる
子どもは大人より低い位置で生活します。園庭や送迎スペースでは地面からの照り返しを受けやすく、室内でも窓からの日射、床材、エアコンの風向きによって、大人の目線と床付近で暑さが異なります。
環境省の測定では、子どもを想定した地上50cmの暑さ指数は、大人を想定した150cmより平均0.1~0.3℃高く、日射が強く風が弱い条件では約2℃高くなった事例があります。保育室では床に座って遊ぶ場所、午睡室ではマットの高さ、幼稚園の制作活動では机の周辺、保育園の乳児室では床面に近い位置を測ります。
保育室環境の目安として夏26~28℃、湿度60%が示されていますが、この範囲なら熱中症が起きないと保証されるものではありません。室内中央だけでなく、窓際、午睡マット、遊びのコーナーまで測ることで、対策が必要な場所を具体的に特定できます。
保育園と幼稚園では熱中症対策を強める時間帯が異なる
保育園には長時間保育や午睡があり、朝から夕方まで園舎環境を管理します。午睡前は適温でも、西日やガラス面から伝わる熱によって、途中から室温が上がるケースも少なくありません。
午睡前、開始後、終了前にマット付近の室温・湿度・暑さ指数を測ると、熱中症リスクが高まり始める時間が分かります。窓際の数値だけが高い場合、午睡位置を毎日移すよりも、内窓で窓から伝わる熱を抑える方が根本的です。
幼稚園では、園庭での遊びや運動、降園前の待機、午後の預かり保育で熱中症リスクが高まります。午前中は涼しかった部屋でも、西日が入る午後には窓際の温度が大きく上がる場合があります。
西日を受ける部屋では、内窓で断熱性を高めたうえで外付け日よけを組み合わせると、冷房を強くし続けなくても室温を安定させやすくなります。
熱中症の原因が窓にあるかを見極める
窓際が暑い、冷房を止めるとすぐ室温が上がる、ガラスの近くで熱を感じる。このような状態は、窓から入る熱の影響が大きいサインです。
既存窓の室内側へ内窓を設けると、窓と窓の間に空気層ができ、外の熱が室内へ伝わりにくくなります。冷房した空気も保ちやすくなるため、熱中症を起こさせにくい保育環境づくりにつながります。
| 現場の状態 | 主に考えられる原因 | 優先したい改善 |
|---|---|---|
| 窓際だけ暑い | ガラス・サッシから伝わる熱 | 内窓を設置する |
| 朝または午後だけ急に暑い | 東日・西日などの日射 | 内窓+外付け日よけ |
| 床へ直射日光が当たる | 日射遮蔽の不足 | 内窓+窓の外側の日よけ |
| 冷房を止めるとすぐ暑くなる | 窓からの熱の出入り | 内窓で断熱性を高める |
| 室内中央まで暑い | 大開口、空調能力、空気循環 | 内窓と空調運用を一緒に見直す |
| 最上階全体が暑い | 窓に加えて屋根・天井から伝わる熱 | 内窓と屋根・天井側の調査 |
| 窓を閉めても外気が入る | サッシのすきま・建付け不良 | 修理または内窓を比較する |
窓際と室内中央に温度差がある園舎では、まず窓を改善する価値があります。屋根や空調の確認が必要な場合もありますが、窓から入る熱を減らすことは、冷房の効きを安定させるための土台になります。
保育園・幼稚園の熱中症対策は内窓を基本に考える
保育園や幼稚園の窓対策では、内窓を基本に考えます。既存窓を残したまま室内側へもう一つ窓を設けるため、壁を大きく壊さずに断熱性を高めやすく、大掛かりな工事を避けやすい方法です。
内窓を設置すると、既存窓との間に生まれる空気層が熱の出入りを抑えます。夏は窓から伝わる暑さを減らし、冷房した室温を保ちやすくなります。冬は窓際の冷えや結露を抑えやすくなり、外部騒音の軽減も期待できます。
熱中症対策だけで終わらず、一年を通して保育環境を整えられることが、内窓の大きなメリットです。
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窓際の遊び場や午睡スペースを避け続けている園でも、窓から伝わる熱が抑えられれば、窓際のスペースを使いやすくなります。エアコンの設定温度を下げ続けるのではなく、室温が上がりにくい園舎へ変えていける点も重要です。
YKK APのビル用「ウチリモ 内窓」は、既存窓の内側に設置する樹脂フレームの内窓で、病院や施設などの室内空間を対象に断熱性・防音性を高めます。LIXILの「インプラス」も、既存窓との間にできる空気層によって断熱効果と遮音効果を生み出す商品です。
既存サッシの形状、窓台の奥行き、窓の大きさに合わせて、園舎に適した製品とガラス仕様を選びます。
保育園では午睡室や乳児室、幼稚園では西向きの保育室や預かり保育室から内窓を導入すると、改修効果を確かめやすくなります。夏の熱中症対策に加え、冬の寒さや結露、園庭・道路からの騒音も改善しやすく、子どもが過ごす環境をまとめて整えられます。
東日・西日が強い窓は内窓と外付け日よけを組み合わせる
保育園・幼稚園の暑さ対策は、内窓を基本にしながら、東日や西日が強い窓へ外付け日よけを加えると効果的です。
遮光カーテンはまぶしさを軽減できますが、日射がガラスを通過した後に室内側で受け止めます。カーテンの裏側、窓際の床、遊具、午睡マットまで熱くなっているなら、日射がすでに室内へ入っています。
LIXILのスタイルシェードやYKK APのアウターシェードは、太陽の熱を窓の外側で遮る商品です。YKK APのアウターシェードは、窓の外で日射熱を6~8割以上カットする仕様が示されています。内窓で窓全体の断熱性を高め、外付け日よけで強い日射を抑える組み合わせは、西向きの保育室や午睡室に適しています。
導入時には、強風時の収納方法、固定部の安全性、操作用ひも、避難口との干渉も見ておきます。子どもが触れにくく、職員が日常的に無理なく操作できる商品を選ぶと、熱中症対策を継続しやすくなります。
遮熱シートは内窓の代わりではなく補助対策として考える
ガラスへ直接貼る遮熱シートやフィルムは、どの窓にも使用できるわけではありません。フィルムを貼ることでガラスの蓄熱量が増え、熱割れのリスクが高まる場合があります。LIXILも、自社の窓ガラスにはフィルムシートを貼らず、内窓や外付け日よけを検討するよう案内しています。
特に網入りガラス、複層ガラス、Low-Eガラスは、製品と日射条件の適合確認が欠かせません。
施設の熱中症対策としては、まず内窓で断熱性能を高め、日射が強い窓へ外付け日よけを加える方法が安定しています。遮熱シートは、既存ガラスとの適合が確認できる場合に補助対策として検討します。
園内の場所に合わせて内窓の効果を生かす
保育室は遊びの場所まで安心して使える環境へ
保育室では、子どもが床で遊ぶコーナー、制作机、乳児用マットへ直射日光が届いていないかを見ます。
遊びの場所を毎日移動させている場合は、内窓で窓から入る熱を減らす方が根本的です。内窓を設置すると窓際の温度上昇を抑えやすくなり、保育室を広く使えるようになります。
東日・西日が強い窓には外付け日よけも加え、子どもが自由に動いても、窓際だけ極端に暑くならない環境をつくります。
午睡室はマット付近の温度を安定させる
午睡室では、子どもが床に近い位置で一定時間を過ごします。カーテンを閉めていても、ガラスや床が熱を持ち、午睡中に室温が上がる場合があります。
内窓でガラス面から伝わる熱を抑えると、午睡中の室温を安定させやすくなります。施工前後で同じ位置・同じ時間帯に測定すれば、窓際と室内中央の差がどの程度縮まったかも把握できます。
遊戯室・ホールは大きな窓から改修する
遊戯室やホールでは、大開口、高い天井、運動や遊びによる発熱が重なります。大きな窓から熱が入り続ける状態では、エアコンを強く運転しても、窓際と室内中央の温度差が残りやすくなります。
大きな窓へ内窓を設置すると、窓からの熱の出入りを抑え、空調が効きやすい環境へ近づきます。空気循環も併せて整えれば、多くの子どもが集まる時間も熱中症リスクを抑えやすくなります。
玄関・送迎スペースはガラス面の熱を抑える
玄関はガラス面が大きく、登園・降園時間に保護者と子どもが集中します。扉の開閉によって屋外の熱気も入りやすく、短時間でも待機場所が暑くなることがあります。
FIX窓や開閉頻度の低い窓へ内窓を設けると、ガラス面から伝わる熱を抑えやすくなります。日射が強い場合は外付け日よけも組み合わせ、玄関で長く待たせない環境を整えます。
園庭・水遊び場所は日陰と地面の影響を測る
園庭では、日なたと日陰、土、人工芝、ゴムチップ、デッキの違いによって暑さが変わります。水遊び中でも日射や高い湿度の影響を受けるため、活動場所の暑さ指数と熱中症対策マニュアルを基に実施可否を判断します。
園庭に面した保育室では、屋外から戻った子どもが涼める環境を先に整えておくことも重要です。内窓で冷房した室温を保ちやすくしておけば、活動後の休息場所として使いやすくなります。
内窓の導入では子どもの安全・防災・避難にも配慮する
内窓は、断熱性や防音性だけでなく、保育園・幼稚園の日常運用に合う仕様を選びます。
施工前には、鍵やハンドルの高さ、指はさみ、窓台への乗り上がり、家具や遊具との距離を見ておきます。カーテンやブラインドの操作用ひもも、子どもの手が届かない位置に固定できる納まりが必要です。
避難口やバルコニーにつながる窓では、内窓を設置した後も職員が短時間で開けられる窓種を選びます。保育士、防災担当者、清掃担当者が実際に操作し、換気、日常点検、避難訓練に支障がないことまで確かめます。
教育・保育施設では、室内の温度・湿度、窓ガラスや設備の状態などを日常的に点検し、安全な環境を保つことが求められています。
認定こども園、保育園、幼稚園では、子どもの年齢、利用時間、職員配置が異なります。各室の教育・保育内容に合わせて窓種・鍵・開閉方法を選べば、熱中症予防と安全管理を両立できます。
園舎の熱中症予防を進める7つの手順
施設環境の改善は、測定、内窓の選定、施工、効果確認の順で進めると、改修範囲と予算を決めやすくなります。
- 職員から暑い場所と時間帯を聞き取る
- 子どもの高さで室温・湿度・暑さ指数を測る
- 窓際と室内中央の差を平面図へ記録する
- 内窓を優先する部屋と、日よけを加える窓を決める
- 最も熱中症リスクが高い部屋から施工する
- 施工前後の数値と職員の対応回数を比較する
- 効果が確認できた部屋と同じ条件の場所へ広げる
例えば、西向きの保育室1室へ内窓を設置し、同じ時間帯に窓際・室内中央・子どもの高さを測ります。日射が強い場合は外付け日よけも加え、外気温、エアコン設定、カーテンの状態をそろえて施工前後を比べます。
数値だけでなく、遊びの場所や午睡マットを移動した回数、冷房設定を変更した回数、暑さで運動や水遊びを変更した回数も記録すると、内窓を導入したメリットが見えやすくなります。
この測定事例は、学校法人・社会福祉法人の運営会議で、熱中症対策の予算を説明する資料にも使えます。最も暑い部屋で効果を確認し、同じ方角・窓仕様の部屋へ順次広げることで、園舎全体の環境改善につなげられます。
熱中症対策マニュアルに施設環境の管理を入れる
熱中症対策マニュアルには、子どもの体調確認や水分補給だけでなく、園舎環境の管理と設備の運用も盛り込みます。
| 管理項目 | 園で決める内容 |
|---|---|
| 測定場所 | 保育室、午睡室、遊戯室、廊下、玄関、園庭 |
| 測定時間 | 登園時、午睡前、午後、西日が強い時間、降園前 |
| 測定高さ | 大人の目線と子どもが過ごす高さ |
| 空調運用 | 運転開始、設定変更、フィルター点検の担当 |
| 日射遮蔽 | 日よけを下ろす時間、強風時の収納 |
| 活動管理 | 運動・外遊び・水遊びを変更する判断者 |
| 設備対応 | エアコン、測定機器、内窓、鍵、日よけの点検 |
| 改修記録 | 施工した部屋、測定結果、次に改修する部屋 |
早番・遅番・非常勤を含む職員が、同じ方法で測り、同じ基準で熱中症対策を行える状態が理想です。
「午後2時までに西側の日よけを下ろす」「午睡開始後にマット付近を測る」など、園の日常業務へ落とし込むと、施設環境の管理を続けやすくなります。
園舎の熱中症対策で避けたい失敗
エアコンの設定温度だけで熱中症対策が完了したと判断すると、窓際や午睡マット付近の暑さを見落とします。子どもの高さで測り、窓際と室内中央に差がある部屋は、内窓の導入を優先します。
遮光カーテンだけで東日・西日を止めようとすると、ガラスを通過した熱が室内へ残ります。内窓で断熱性を高め、強い日射には外付け日よけを加える方法が効果的です。
すべての窓へ同じ商品を取り付けるのではなく、窓の大きさ、開閉方法、方角、保育動線に合わせて仕様を選びます。子どもの安全や避難動線まで考慮した内窓なら、熱中症予防と日常の使いやすさを両立できます。

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保育園・幼稚園の熱中症対策に関するよくある質問
保育園・幼稚園では室温を何℃にすればよいですか?
保育室環境の目安として夏26~28℃、湿度60%が示されていますが、その温度なら熱中症を必ず防げるという意味ではありません。
窓際、午睡マット付近、子どもの活動量によって環境は変わります。
室内中央だけでなく、子どもが過ごす位置の数値を基に空調を調節します。
内窓は保育園・幼稚園の熱中症対策に効果がありますか?
内窓は、窓から伝わる熱を抑え、冷房した室温を保ちやすくするため、保育園・幼稚園の熱中症対策に適しています。
特に、窓際だけ暑い、西日が入る、冷房を止めるとすぐ暑くなる部屋で効果を期待できます。
強い日射が入る窓には外付け日よけを組み合わせます。
内窓を付けると保育室が狭くなりませんか?
内窓は既存窓の室内側へ取り付けるため、窓台の奥行きが必要です。室内面積が大きく減る工事ではありませんが、カーテン、家具、ロッカー、遊具と干渉しないかを現地で確認します。
窓台の奥行きが不足する場合は、ふかし枠などを含めて納まりを検討。
遮熱シートは職員が貼ってもよいですか?
ガラスへ直接貼る商品は、自己判断で施工しない方が安全です。フィルムによって日射による蓄熱量が増え、熱割れのリスクが高まる場合があります。
既存ガラスとの適合をメーカーや施工会社へ確認しましょう。
すべての窓を一度に改修する必要がありますか?
園舎全体の改修を計画する場合も、最も暑い保育室や午睡室から着手すると、施工後の変化を確認しながら導入を広げられます。
西向きの保育室で効果が確認できれば、同じ方角・窓仕様の部屋へ順次内窓を設置できます。
まとめ|内窓で保育園・幼稚園の熱中症対策を一歩進める
保育園・幼稚園の熱中症対策は、子どもに異変が起きた後の対応だけではありません。
園児が長く過ごす保育室や午睡室を暑くしないこと、冷房した室温を安定して保てる園舎へ変えることが、施設環境づくりの中心です。
まず、保育室、午睡室、遊戯室、廊下、玄関、園庭を、子どもが過ごす高さと時間帯に合わせて測ります。
窓際と室内中央に温度差がある部屋、東日・西日が入る部屋、冷房を止めるとすぐ暑くなる部屋は、内窓による改善を期待できます。
内窓を設置すると、既存窓との間にできる空気層が外の熱を伝わりにくくし、冷房した室温を保ちやすくします。
強い日射が入る窓には外付け日よけを加えることで、保育室や午睡室の暑さをさらに抑えられます。
夏の熱中症予防だけでなく、冬の寒さ、結露、外部騒音も改善しやすいことは、保育園・幼稚園にとって大きなメリットです。
窓断熱研究所では、保育園・幼稚園の窓の方角、子どもの高さで測った室温、窓際と室内中央の温度差、既存ガラスとサッシ、保育動線を確認し、園舎に適した内窓をご提案します。