滋賀県で窓断熱リフォームが広がる動きを、2023~2025事業の確定申請データで確認しました。
滋賀県の申請戸数は3,652戸から5,562戸へ増え、3年間で52.3%増加。2025事業も前年を502戸上回っています。
滋賀の窓断熱リフォームは戸建住宅が中心ですが、集合住宅にも広がることが特徴です。
滋賀県では集合住宅の申請が2025事業に前年比40.7%増となり、補助対象の窓・ドア枚数も伸びました。
窓断熱リフォームが広がる様子を住宅区分と全国比較から整理し、滋賀で窓断熱の改修が広がる実態と、窓のリフォームを考える際の判断材料を紹介します。
滋賀県で窓断熱リフォームが広がる!3年で52%増
2026.11.03
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このコラムで分かること
- 滋賀県の窓断熱リフォーム申請が3年間で52.3%増えた数字
- 申請の90.7%を占める戸建住宅と、前年比40.7%増の集合住宅
- 集合住宅の戸別・一括申請と窓・ドア26,792枚の変化
- 全国との違いと、自宅の窓リフォームの確認事項
目次
【2025事業の確定値】滋賀県の窓断熱リフォーム申請は5,562戸
国の「先進的窓リノベ事業」では、内窓の設置や外窓交換など、一定の断熱性能を満たす改修で申請された住宅の戸数が公表されています。今回は2026年3月30日時点の2025事業確定情報を利用し、2023~2025事業の申請実績を比較しました。
| 住宅区分 | 2023事業 | 2024事業 | 2025事業 |
|---|---|---|---|
| 戸建住宅 | 3,388戸 | 4,694戸 | 5,047戸 |
| 集合住宅 | 264戸 | 366戸 | 515戸 |
| 滋賀県合計 | 3,652戸 | 5,060戸 | 5,562戸 |
滋賀県では3年間で1,910戸増|2025事業も9.9%増
滋賀県で窓断熱リフォームの申請が広がる経過を年度別に見ると、申請数は2024事業に前年より1,408戸増え、初めて5,000戸を超えました。2025事業もさらに502戸増加。2023事業との比較では1,910戸、52.3%増となりました。
伸び率は2024事業の38.6%から2025事業の9.9%へ落ち着いていますが、補助事業の申請戸数は年々増えています。窓断熱リフォームが広がる動きを伝えるには、直近の増加率だけでなく3年間の推移も確認することが重要です。
これは県内で行われた窓リフォームの全工事件数ではなく、国の補助事業で申請対象となった住戸数です。補助金を利用しない施工は含まれず、製品や工事の対象条件も年度によって異なります。
戸建住宅で窓断熱リフォームが広がる|申請は5,047戸
2025事業の滋賀県の申請5,562戸のうち、戸建住宅は5,047戸、全体の90.7%を占めました。2023事業の3,388戸からは1,659戸増え、3年間の増加率は49.0%。2025事業も前年より353戸増加しました。
戸建住宅の窓は部屋によって必要な性能が異なる
一戸建てには、リビングの掃き出し窓や寝室の腰高窓、浴室の小窓など、さまざまな場所に窓があります。寒い冬の窓際の冷気や結露、夏の暑さを改善する窓リフォームでは、ガラスとサッシの状態、窓の方角を確認して施工方法を選びます。
既存窓が使える場合の内窓設置と、傷んだサッシを更新する外窓交換では工事内容が違います。なお、90.7%は申請全体に占める戸建住宅の割合であり、滋賀県の戸建住宅の9割で断熱改修が終わったという意味ではありません。
集合住宅にも窓断熱リフォームが広がる|2025事業は40.7%増
マンション・アパートなどの集合住宅にも窓断熱リフォームの申請が広がる動きがあり、対象は2023事業264戸、2024事業366戸、2025事業515戸と増加。3年間では251戸、95.1%増です。2025事業は前年より149戸、40.7%増となり、同じ年の戸建住宅の7.5%増を上回りました。
ただし、2025事業の申請全体に占める集合住宅の割合は9.3%で、主役は戸建住宅です。戸建住宅中心の構成のまま、集合住宅の申請も広がっていることが滋賀県の特徴といえます。
集合住宅の戸別申請も一括申請も前年を上回る
| 集合住宅の申請区分 | 2024事業 | 2025事業 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 戸別申請の対象住戸 | 296戸 | 406戸 | +110戸 |
| 一括申請の対象住戸 | 70戸 | 109戸 | +39戸 |
| 合計 | 366戸 | 515戸 | +149戸 |
窓断熱リフォームの申請が広がる内訳を確認すると、2025事業の申請増149戸のうち、戸別申請が110戸、一括申請が39戸を占めました。一括申請の対象住戸数は2023事業21戸から2025事業109戸へ増えています。一括申請の109戸は109件の工事契約を意味せず、まとめて申請された対象住戸数です。
マンションで窓断熱リフォームを行う際は、窓やサッシが共用部分に該当するか、管理規約や管理組合の承認が必要かを確認します。内窓でも室内側の取付奥行きや窓の開閉に支障がないか、現地での確認が必要です。
滋賀県の窓・ドア申請は26,792枚|集合住宅で枚数が伸びる
リフォーム申請が広がる規模を見るもう一つの指標は、補助対象となった窓・ドアの枚数です。
| 事業年度 | 申請された窓・ドア数 |
|---|---|
| 2023事業 | 20,432枚 |
| 2024事業 | 26,385枚 |
| 2025事業 | 26,792枚 |
2025事業の枚数は前年より407枚、1.5%増となりました。ただし、住宅種別に分けると異なる動きが確認できます。
集合住宅は416枚増、戸建住宅は9枚減
| 住宅区分 | 2024事業 | 2025事業 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 戸建住宅 | 25,170枚 | 25,161枚 | -9枚 |
| 集合住宅 | 1,215枚 | 1,631枚 | +416枚 |
集合住宅の対象枚数は前年比34.2%増となり、戸建住宅の枚数がわずかに減る中で県全体の増加を支えました。窓のリフォームでは1戸当たりの対象枚数が異なるため、申請戸数が増えても窓・ドア枚数が必ず同じ割合で増えるわけではありません。
また、26,792枚は内窓だけの設置数ではなく、外窓交換、ガラス交換、対象となるドア交換などを含む合計です。2023事業と後年では対象工事の範囲が異なるため、同じ条件の施工枚数が52.3%増えたという意味ではありません。
全国比較|滋賀県で窓断熱リフォームが広がるペースは?
| 比較項目 | 滋賀県 | 全国 |
|---|---|---|
| 2023事業の申請戸数 | 3,652戸 | 243,666戸 |
| 2025事業の申請戸数 | 5,562戸 | 364,448戸 |
| 3年間の増加率 | 52.3% | 49.6% |
| 2025事業の前年比 | 9.9% | 12.8% |
窓断熱リフォームが広がる水準を全国と比べると、3年間では滋賀県の52.3%増が全国49.6%増をわずかに上回りますが、2025事業の前年比は滋賀県9.9%、全国12.8%で、直近の増加率は全国を下回りました。
集合住宅の申請割合も全国19.3%に対して滋賀県9.3%と差があります。滋賀県で窓断熱リフォームが広がる特徴は、戸建住宅の比重が高く、その中で集合住宅の申請が直近に伸びたことです。この数字は既存住宅に断熱窓が設置されている普及率を示しません。
滋賀県で窓断熱リフォームを検討する際のポイント
窓のリフォームを考える際は、窓際の寒さ、朝の結露、夏の日射、サッシの開閉状態などを確認しましょう。既存窓が正常に使える場合にはLIXIL「インプラス」などの内窓設置が候補になり、サッシの傷みがある場合には外窓交換も検討します。窓断熱の効果はガラスの仕様や建物の条件で変わるため、改修する箇所と費用を合わせて判断することが大切です。
窓断熱研究所では滋賀県内の大津市で、内窓・外窓交換・ガラス交換・玄関ドアのリフォーム相談に対応しています。詳しくは滋賀県の対応エリアをご確認ください。無料見積もりでは窓の写真と寸法をもとに相談できます。
滋賀県で窓断熱リフォームが広がる動きは継続
滋賀県の申請戸数は2023事業3,652戸から2025事業5,562戸へ52.3%増。
戸建住宅が申請の90.7%を占める一方、集合住宅では2025事業に前年比40.7%増となりました。
窓・ドア枚数は26,792枚で、集合住宅の増加が目立ちます。
補助対象として申請された数字を参考に、窓断熱リフォームが広がる今、ご自宅でも気になる窓の状態を一度確認してみてはいかがでしょうか。