玄関ドア「リシェント」とは?特徴・選び方・交換時のポイント | 窓断熱研究所

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玄関ドア「リシェント」とは?特徴・選び方・交換時のポイント

コラム

2026.05.09

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執筆者

窓断熱研究所 編集部

窓断熱・結露対策・防音対策など、住まいの改善に関する情報を発信しています。 断熱・結露・防音・補助金など相談の多いテーマを、現地調査と施工で得た知見をもとに分かりやすく整理し、制度や製品仕様の更新時は内容を見直して順次アップデートしています。

玄関ドアリフォームでLIXILのリシェントを調べている方は、単に商品名を知りたいのではなく、「自分の家に合うのはどのタイプか」「断熱や防犯はどこまで変わるのか」「実際の価格はどれくらいか」を知りたいはずです。リシェントは、古い玄関ドアや玄関引戸の寒さ、使いにくさ、防犯面の不安、見た目の古さをまとめて見直しやすいリフォーム向けシリーズです。この記事では、窓断熱研究所が、リシェントの特徴、選び方、価格の見方、そして玄関ドアリフォームを考えるときの判断ポイントをわかりやすく整理します。

このコラムで分かること

  • LIXILのリシェントがどんなシリーズなのか
  • 開き戸の「リシェント玄関ドア3」と引戸の「リシェント玄関引戸2」の違い
  • 断熱、採風、防犯、電気錠など仕様ごとの選び方
  • リシェントが向いている住宅と、選び方で迷いやすいポイント
  • 価格を見るときに注意したいこと
  • 窓断熱研究所のドアシミュレーションを使って価格感をつかむ方法

目次

まず知っておきたい|リシェントはどんなシリーズか

LIXILのリシェントは、古い玄関まわりをカバー工法で交換しやすいリフォーム向けシリーズです。壁を大きく壊しにくく、短工期で外観と性能をまとめて見直しやすいのが特長です。

現在、開き戸タイプの最新モデルは「リシェント玄関ドア3」、引戸タイプの最新モデルは「リシェント玄関引戸2」です。つまり、リシェントという名前でひとまとめに見えても、開き戸と引戸では正式名称も商品構成も違います。玄関ドアリフォームを考えるときは、まず「自宅は開き戸か、引戸か」を分けて考えることが大切です。

開き戸を検討するなら、中心はリシェント玄関ドア3

ⒸLIXIL リシェント玄関ドア3 高断熱仕様ハイグレードモデル

現在、一般的な玄関ドアリフォームで中心になるのはリシェント玄関ドア3です。LIXIL公式では、リシェント玄関ドア3は価格帯294,900円から、防火戸は516,900円からと案内されています。1日施工、断熱、採風、電気錠、防火仕様、豊富なデザインバリエーションが用意されており、現行モデルとして比較しやすいのが魅力です。

リシェント玄関ドア3が選ばれやすい理由は、単に新しい商品だからではありません。玄関の悩みを、見た目だけでなく性能面までまとめて改善しやすいからです。たとえば、冬の寒さが気になる家なら断熱仕様、玄関の空気がこもりやすい家なら採風タイプ、防犯と使いやすさを高めたい家ならFamiLock対応、といったように、目的別に選びやすくなっています。

引戸を検討するなら、リシェント玄関引戸2

引戸を使っている住宅では、比較の軸が変わります。開き戸の最新モデルはリシェント玄関ドア3ですが、引戸タイプの最新モデルはリシェント玄関引戸2です。つまり、引戸を検討している方は、リシェント玄関ドア3ではなく、最初からリシェント玄関引戸2を中心に考えたほうが分かりやすいです。

LIXIL公式では、リシェント玄関引戸2は価格帯373,200円からと案内されています。こちらも1日施工、断熱、防犯、電気錠といった特長があり、引戸の使いやすさを残しながら性能を見直したい方に向いています。開き戸と引戸は見た目だけでなく、納まりや使い勝手も違うため、同じ「リシェント」でも商品を横並びで比べるのではなく、住宅に合うシリーズを選ぶことが重要です。

リシェント玄関ドア3の主な魅力

1日でリフォームしやすい

リシェント玄関ドア3は、今ある枠の上から新しい枠をかぶせるカバー工法に対応しているため、壁を大きく壊しにくく、短工期で玄関ドアリフォームを進めやすい商品です。工事の負担を抑えながら印象を変えたい方には大きなメリットです。

断熱仕様を選びやすい

玄関ホールが寒い、廊下が冷える、北側玄関で冬の冷気がつらいという家では、断熱仕様の価値が大きくなります。リシェント玄関ドア3は高断熱仕様や断熱仕様(k2仕様・k4仕様)などがあり、住宅条件に合わせて選びやすいのが特長です。価格だけで決めるのではなく、どのくらい断熱性を上げたいかで仕様を見ると選びやすくなります。

採風タイプが選べる

玄関のにおいや湿気、こもり感が気になる家では、採風タイプが便利です。リシェント玄関ドア3は、カギを閉めたまま換気しやすい採風仕様も用意されており、防犯と通風を両立しやすいのが魅力です。玄関に窓が少ない家や、風が抜けにくい間取りでは特に相性が良いです。

FamiLockで使い勝手を上げられる

ⒸLIXIL

玄関ドアの使いやすさを重視するなら、FamiLockは大きな魅力です。LIXIL公式では、FamiLockはスマートフォン、リモコン、カードキー、タグキーを使って施解錠でき、同じドアで家族ごとに違うキーの持ち方を選べると案内されています。荷物が多い家、子どもがいる家、鍵の出し入れを減らしたい家では、満足度が出やすいポイントです。

デザインで選ぶときの考え方

リシェント玄関ドア3はデザイン数が多いため、最初は型番だけ見ても迷いやすいです。窓断熱研究所では、まず「採光を取りたいか」「採風が必要か」「重厚感を優先するか」「外壁に合わせてすっきり見せたいか」で方向を決めることをおすすめしています。

たとえば、採光とデザインのバランスを取りたいならスリット入りの型、通風も欲しいなら採風タイプ、できるだけフラットでモダンに見せたいなら凹凸の少ない型が選びやすいです。デザインを先に決めるより、暮らし方に合う機能を先に決めたほうが、後悔しにくくなります。

リシェントの価格はどう見るべきか

価格を見るときに大切なのは、カタログ価格と、実際の工事を含む価格を分けて考えることです。LIXIL公式の価格帯はあくまで商品選びの目安であり、玄関ドアリフォームの総額は、サイズ、片開きか親子か、断熱仕様、防火仕様、採風の有無、FamiLockの有無、既存枠の状態、搬入条件などで変わります。

ここは誤解が出やすいので、見方だけ簡潔に整理します。

価格を見るポイント確認したいこと
メーカー参考価格商品選びの目安で、工事総額そのものではない
断熱仕様高断熱、k2、k4、防火仕様で価格差が出る
ドアタイプ片開き、親子、片袖、引戸で変わる
オプション採風、FamiLock、ハンドルで変わる
現場条件既存枠や納まり、搬入条件で変わる

窓断熱研究所では、価格をどうご案内しているか

窓断熱研究所では、リシェントの価格を「カタログの数字だけ」でご案内していません。実際の玄関ドアリフォームでは、商品単体の価格より、仕様と工事条件を合わせた総額のほうが大切だからです。

そのため、窓断熱研究所ではドアシミュレーションを使って、リシェント玄関ドア3やリシェント玄関引戸2の仕様ごとの価格感をご確認いただけるようにしています。片開きか親子か、断熱仕様か、防火仕様か、採風を付けるか、FamiLockを選ぶかといった違いで、価格は現実的に変わります。ご自宅に近い条件で見たほうが、予算感をつかみやすいです。

特にリシェントは、見た目が似ていても、仕様が違うと価格差が出やすい商品です。だからこそ、窓断熱研究所では「どの型が安いか」ではなく、「どの仕様なら自宅の悩みを無駄なく解決できるか」という立場で価格をご案内しています。

窓断熱研究所でご案内しやすいリシェントの具体例

ここでは、窓断熱研究所で比較しやすいリシェントの例を、開き戸と引戸に分けて整理します。読者の方が知りたいのは、カタログの型番一覧よりも、「自分の家に近いのはどれか」「価格はどのくらいの考え方になるのか」だと思います。そこで、仕様の特徴と、窓断熱研究所でのご提供価格例を一緒に見る流れがわかりやすいです。

1. リシェント玄関ドア3 M17型 片開き

LIXIL M17型 片開き
メーカーLIXIL
枠タイプ片開き
ランマ無し
通風なし
断熱断熱あり
防火あり
品番M17
割引後本体価格(税込)¥254,540

M17型は、装飾を抑えたモダン系の人気デザインで、木目の質感を見せやすい型です。玄関まわりをすっきり見せたい方、外壁がシンプルな住宅、古い玄関を今風に更新したい方に向いています。断熱仕様との相性もよく、見た目と性能のバランスを取りたいときに比較しやすいです。LIXIL公式でも、M17型は「シンプルさを極めたモダンなデザイン」と案内されています。

2. リシェント玄関ドア3 G15型 片開き

LIXIL G15型 片開き
メーカーLIXIL
枠タイプ片開き
ランマ無し
通風なし
断熱断熱あり
防火あり
品番G15
割引後本体価格(税込)¥322,465

G15型は、人気の2列スリットと立体感のあるモールが特長で、採光を取りながら高級感も出しやすいデザインです。玄関を暗くしたくない方、見た目に少し重厚感も欲しい方、採光と意匠性を両立したい方に向いています。LIXIL公式では「人気の2列スリットデザイン」として紹介されており、リフォーム後の変化が分かりやすい型です。

3. リシェント玄関ドア3 M83型 片開き・採風

LIXIL M83型 片開き
メーカーLIXIL
枠タイプ片開き
ランマ無し
通風あり
断熱断熱あり
防火あり
品番M83
割引後本体価格(税込)¥356,070

M83型は、採風機能付きで、見た目はモダンに保ちながら風を通しやすいのが魅力です。玄関のにおいやこもり感が気になる方、防犯を意識しながら通風も取りたい方、窓が少ない玄関に向いています。LIXIL公式でも、M83型は「シンプルで高級感を持たせたモダンな採風デザイン」と案内されています。

どんな方がリシェントを検討しやすいか

リシェントが向いているのは、古い玄関の不満が1つではない方です。たとえば、見た目が古いだけでなく、冬に寒い、防犯も気になる、鍵が使いにくい、玄関が暗い、風を通したい、といった悩みが重なっている場合です。

こうした家では、部分的な修理を積み重ねるより、玄関ドアリフォームでまとめて解決したほうが整理しやすいことがあります。開き戸の家ならリシェント玄関ドア3、引戸の家ならリシェント玄関引戸2を軸に考えると、選択肢を絞りやすくなります。

一方で、ドア本体に大きな不満がなく、鍵だけを変えたい場合は、必ずしもドア交換が最優先とは限りません。リシェントが本当に向くのは、玄関まわりをまとめて改善したい家です。

窓断熱研究所としての考え方

窓断熱研究所では、リシェントを単なる人気商品としてではなく、「その家に合うかどうか」で見ています。開き戸のリシェント玄関ドア3は、断熱、防犯、採風、FamiLock、デザインのバランスが良く、玄関ドアリフォームの有力候補になりやすい商品です。引戸を希望する場合は、リシェント玄関引戸2を別軸で比較します。

大切なのは、カタログや型番だけで決めないことです。玄関の方角、寒さ、間取り、使い方、家族構成、今の不満まで整理したうえで選ぶと、リフォーム後の満足度は変わります。価格についても、商品単体の数字より、ご自宅の条件に近い仕様で比較したほうが判断しやすくなります。

まとめ

LIXILのリシェントは、古い玄関まわりを短工期で見直しやすいリフォーム向けシリーズです。開き戸の最新モデルはリシェント玄関ドア3、引戸タイプの最新モデルはリシェント玄関引戸2で、住宅の形に合わせて比較の軸を分けることが大切です。

開き戸の玄関ドアリフォームを考えるなら、中心はリシェント玄関ドア3です。1日施工しやすいこと、断熱仕様を選びやすいこと、採風やFamiLockまで組み合わせやすいことが大きな魅力です。引戸なら、最初からリシェント玄関引戸2を中心に見たほうが分かりやすいです。

価格を見るときは、メーカー参考価格だけでなく、断熱仕様、採風、防火、電気錠、工事条件を含めて考える必要があります。窓断熱研究所では、ドアシミュレーションを通じて、ご自宅に近い条件の価格感を確認しながら、無駄の少ない玄関ドアリフォームをご案内しています。

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